[TVリポート=カン・ソンフン記者] 日本アニメの巨匠と呼ばれる宮崎駿監督の引退作「君たちはどう生きるか」の予告編が公開される。
スタジオジブリは先に「君たちはどう生きるか」公開前に何も広報しないという異色の方針を打ち出した。
事前広報が全くなかったにもかかわらず、先月7月の日本公開初週に興行収入1位、15億4000万円を獲得するなど、驚異的な成果を記録し、巨匠らしい一面を見せた。
日本のみならず世界中のファンから期待を集める宮崎駿監督の新作にして引退作。
国内で上映中にもかかわらず、スタジオジブリは作品の予告編や映像を一切公開していない。ファンの残念な声が続く中、2日、SNS「GKIDS Films」は、今回の新作に関する紹介映像を公開した。
映画の内容を画像や映像なしで単に文章だけで説明し、北米では「少年とカモメ」(The Boy And The Heron)というタイトルで上映されることが分かった。
説明によると、映画の背景は第二次世界大戦で、主人公マヒトの母親は東京大空襲で亡くなる。マヒトは避難先で父親から、母親に似た女性とすでに子供がいて、継母になることを聞かされる。
複雑な心境で日々を過ごしていたマヒトは、話すカモメに出会い、母に会える未知の世界へと足を踏み入れることになる。
ストーリの説明を終え、映像の最後には9月6日に初ティーザーを公開することを伝え、期待感を高めた。
残念ながら、北米での正式公開日はまだ決まっていない。韓国も今年12月末または来年初めに公開を予想しているだけで、正確な日付は出ていない。
しかし、「君たちはどう生きるか」は今月6日にトロント映画祭で公開され、その後2023年が終わる前に大々的に公開される予定だ。
日本で興行に成功した「君たちはどう生きるか」が全世界でも興行成績を記録するのか、今後の動向が注目される。
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