俳優のペク・ユンシクを誣告した疑いが持たれている元恋人のK氏が、第一審で懲役1年執行猶予2年を言い渡された。
22日、ソウル中央地方裁判所刑事6単独(判事:ペク・ウヒョン)はK氏に懲役1年に執行猶予2年を宣告し、120時間の社会奉仕を命じた。
裁判部は「諸般の事情を照らし合わせてみると、被告人が犯行当時、誣告の確定的な故意があったと見るのが妥当だ」とし、「被告人は民事上債務を逃れるために、合意書が偽造されたと主張した。犯行動機と手段の側面でその罪質が非常に良くない」と明かした。
続いて「非誣告者(ペク・ユンシク)はこの事件で刑事処罰を受ける危機に置かれ、相当な精神的苦痛を受けたとみられる。これまでの態度などを考慮すると、被告人が本当に過ちを認め、反省しているのか、相当疑わしい」としながらも、「K氏が事実関係を認め、これまで刑事処罰の前歴がない初犯であることなどを考慮した」と量刑の理由を説明した。
これに先立ってK氏は今年1月、誣告の疑いで在宅起訴された。K氏はペク・ユンシクのプライベートを流出しないという趣旨の合意書を作成しておきながらも、民事裁判当時、ペク・ユンシクがこの合意書を証拠として提出すると、書類が偽造されたと虚偽で告訴した疑いが持たれている。
30歳の年の差があるK氏とペク・ユンシクは、2013年に恋人関係に発展したが、同年10月に別れた後、10年以上泥沼の対立を続けている。その後、K氏は2022年にペク・ユンシクとの私生活を盛り込んだエッセイを発刊。これにペク・ユンシク側は出版禁止訴訟を起こし、仮処分申請を出した。これと関連し、第一審の裁判部はペク・ユンシクの主張を受け入れ、原告一部勝訴判決を下した状態だ。
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