トロット歌手のパク・ソジンが家庭の事情による兵役免除を告白し、これに対して虚偽疑惑が持ち上がっている。
先月28日、KBS視聴者掲示板には「兵役義務を回避する芸能人の公共放送出演を禁止してほしい」という請願が寄せられた。
請願者のAさんは「(パク・ソジンは)今年中の入隊が予定されており、本人も入隊前にヒット曲を出したいと発言していた。それにもかかわらず、20代前半での家庭事情による精神疾患で兵役免除判定を受けたという報道が出た理由が理解できない」と疑問を投げかけた。
Aさんは、こうした行為は国民を愚弄するものだと批判。「今年のKBS新人賞候補との報道には驚きを禁じ得ない。公共放送局KBSは公益を優先すべきであり、非倫理的な芸能人の番組出演禁止はもちろんのこと、年末の権威ある授賞式の候補からも除外するべきだ」と訴えた。この請願には現在900人以上が賛同している。
パク・ソジンは従来から入隊について度々言及し、「ヒット曲を一つ出してから入隊したい」との意向を示していた。しかし28日、家庭事情による精神疾患で兵役免除判定を受けていたことが判明し、疑惑の目が向けられている。
一方で、パク・ソジンには深刻な家庭の事情があるとされる。過去の番組で本人は「次男の四十九日法要の日に、肝臓がんと闘っていた長男が肝移植の合併症で他界した」と打ち明けている。さらに二人の兄を失った後、母親までも子宮頸がんと診断されたため、学業を断念し父親とともに漁業に従事してきたという。
2013年にシングル『夢』でデビューした彼は、TV朝鮮『ミスタートロット2』で注目を集め、現在はKBS2『家事をする男たち シーズン2』にレギュラー出演中だ。