「牛に引かれて善光寺参り」というように、思わぬきっかけでトップスターになった人々がいる。BTS(防弾少年団)のVからRed Velvetのウェンディまで、人気アイドルたちのエピソードに再注目。
最近、KBS Kpopのウェブバラエティ「リムジンサービス」にRed Velvetのウェンディが出演した。この日、彼女は「元々アイドルについてあまり知らなかった、友人に『オーディションに一緒について来てほしい』と言われてついて行った」と話した。そして、オーディション会場で「一緒にオーディションを受けよう」と友人に説得されたと伝えた。
オーディション当時、彼女は「ソウルの月」を歌い、それをきっかけにアイドルとしての道を選ぶことになった。彼女は、2014年に人気ガールズグループRed Velvetのメインボーカルとしてデビューし、現在K-POPアイドルを代表するボーカリストとして愛されている。
BTSのVも友人のオーデイションについて行ったところで合格し、芸能界に足を踏み入れた。
VはtvN「ユ・クイズ ON THE BLOCK」に出演した際、故郷の大邱で、友人がオーディションを受けると知って「ソウルから来た人を見てみたい」と思い、友人について行ったと過去を振り返った。そして、彼の端麗な顔立ちがBIGHIT関係者の目に留まり、Vはオーディションの提案を受けた。Vはダンス、歌、ビートボックスなど多彩な魅力を披露して合格した。大邱(テグ)地域のオーディションで唯一の合格者だったという。
VはこうしてBIGHITに入り、約1年9ヶ月の練習生期間を経てBTSとしてデビューした。
BTSは今年1月基準で通算370回の受賞、77回の大賞受賞というキャリアを保有し、韓国アーティスト最高の受賞キャリアを誇りながら“ワールドクラス”という修飾語にぴったりな姿を見せている。
歌手兼女優のペ・スジも友人と一緒にオーディションを準備する過程で現在のようなトップスターになった。
ペ・スジはMnetの有名オーディション番組「SUPER STAR K」シーズン1の予選に参加し、JYPエンターテインメントにキャスティングされたエピソードで有名だ。
当時のキャスティング担当者によると、彼女があまりにも可愛く、輝いていて、オーディションを終えて出てくるまで8時間以上待ったという。
彼女が「SUPER STAR K」の予選に参加した理由はガールズグループLABOUMのソヨンだった。これをきっかけにペ・スジはデビューしたが、その時、ソヨンは夢を叶えることができなかった。
悲喜交交であったが、二人の友情はずっと続いた。その後、ソヨンが「SUPER STAR K」シーズン3に出演した際、当時miss Aのメンバーとして大きく愛されていたペ・スジが、ソヨンを応援するために番組に出演し、励ましたという。
ペ・スジは現在、マネジメントSOOPに所属し、女優業と歌手活動を並行している。最近彼女は、Netflixドラマ「イ・ドゥナ!」を通じてタバコを吸う演技を披露するなど、大胆なイメージチェンジで人気を博した。彼女は歌手と女優の二兎を得たスターとして位置付けられている。
コメント0