検察がトロット歌手オ・ユジンをストーカー行為をした疑いで起訴された60代の男性に懲役1年を求刑した。
5日、昌原(チャンウォン)地方裁判所晋州(チンジュ)支部(刑事3単独、キム・ドヒョン判事)で、ストーキング処罰法違反、情報通信網法違反(名誉毀損)の疑いが持たれている60代の男性A氏の結審公判が開かれた。
検察はA氏の犯行回数が多く、年齢の低い被害者への犯罪であり、その罪は重いと判断し、裁判部に懲役1年と履修命令を要請した。
A氏の法律代理人は「被告人が主観的な根拠に従って娘だと主張したことが、犯行にまで至ってしまい、申し訳ない。娘ではないという客観的な資料が出てきたため、それ以上は接近せず、書き込みもしなかった」とし、善処を訴えた。
A氏は今年5月から11月まで、当時14歳のオ・ユジンを自分の娘だと主張し、彼女が通っている学校まで会いに行った。またA氏はオ・ユジンの祖母に数回電話をかけ、会ってほしいと求めたほか、インターネット上に虚偽事実を書き込んだ。
これによりオ・ユジンは成人男性に対する極度の警戒心を抱くなど、ストレスで苦しんだという。
韓国で昨年10月に放送されたSBS時事教養番組「気になる話Y」でA氏は「過去交際した女性が自分の子供を妊娠した状態で別れた」と、自身がオ・ユジンの実父であると主張した。当時彼はDNA検査をするのはどうかという制作陣の要請に「オ・ユジンの祖母と会えるのであればやる。会って爪を切り、交換しなければ応じない」と断った。
A氏に対する宣告公判は来月9日に開かれる予定だ。
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