チャンネル登録者数1,020万人超えの大食いYouTuberのtzuyang(ツヤン)の過去を,
サイバーレッカーYouTuber(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)に流出した疑いが持たれている弁護士兼記者のA氏が、所属会社から解雇された。また、ツヤンを恐喝、脅迫した疑いがもたれているYouTuberのクジェヨクとチュジャクカンビョルサに対する事前拘束令状が請求された。
昨日(23日)、水原(スウォン)地検刑事2部(部長検事:チョン・ヒョンスン)は恐喝および脅迫、強要などの疑いでクジェヨクとチュジャクカンビョルサに対する事前拘束令状を請求した。
彼らは昨年2月、ツヤンの過去を暴露するとして5,500万ウォン(約600万円)を喝取した疑いがもたれている。16日に事件を移送してもらった水原地検は18日、被疑者たちの自宅などを家宅捜査し、22日には召喚調査を行った。
クジェヨクは、「ツヤン所属事務所の弁護士(A氏)からツヤンの過去を聞いた。その後、所属事務所の理事と総括プロデューサーに会って一緒に働こうという提案を受けた。一定の金額を払うので、ツヤンの過去を暴露しようとするYouTuberたちの口止めをしてほしいと言われた」と、無罪を主張した。
しかし、ツヤンはライブ放送を通じて「クジェヨクが私を脅迫するために映像を送ってきた。返事がなければこれに同意したと認識すると言われた」とし、「私を除いたPDと理事がクジェヨクに会い、無理やり望んでもいない契約書を書いて5,500万ウォンを渡すことになった」と反論した。
ツヤンの過去を流出したと名指しされたA氏も、勤務していた会社から解雇された。これに先立ってツヤンは、A氏が自身の過去をYouTuberに暴露したと伝えた。そして彼女は「A氏が元所属事務所の代表が亡くなった後、自分の芳香剤事業を広報してほしいと要求した。私について暴露するのではないかと思うと怖かった。理事とPDには申し訳なかったが、A氏に従ってほしいとお願いした」とし、「芳香剤の広報は、チャンネルの方向性に合わなかったので断るしかなかったが、仕返しをされるのではないかと、怖かった。A氏が記者を兼業しているので、マスコミ関連業務の契約書を作成し、毎月165万ウォン(約18万4000円)を払うことになった」と話した。
この事実が知られた後、A氏が働いていた報道会社は人事委員会を開いて彼を解雇した。A氏は昨年11月、この報道会社に法曹専門記者として入社し、関連記事を作成してきた。
報道会社だけでなく、大韓弁護士協会も「事実なら懲戒事案だ。協会では厳重措置を取る予定だ」とし、現在事実確認を行っていると立場を明かした。
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