1990年代のドラマで人気を博した50代の女優A氏が、貸金の返還および損害賠償訴訟を提起されたことが知られた。
25日、韓国メディアのスポーツ京郷(キョンヒャン)は、「12日に50代の男性事業家B氏が、女優A氏に対し、ソウル南部地方裁判所を通じて告訴状を提出した」と報道した。
報道によるとB氏は、A氏に対し、3億1,400万ウォン(約3,334万円)の支払いを要求している。
続けて、B氏は「A氏と知り合ったばかりの2016年12月、『生活が苦しいから、お金を貸してほしい』と言われたので、2018年10月まで、2億2,000万ウォンほど(約2,445万円)貸した」とし、「その後、生活がまだ苦しいからと帳消しを要求されたので、金額を1億5,000万ウォン(約1,667万円)に減らし、2018年12月ごろ借用証を受け取った」と主張した。
結局、二人の間では名誉棄損に関する訴訟が行われ、B氏は「これまで貸金の返還が行われていない」と訴状で明らかにした。
これに先立って、女優A氏は2021年に「B氏が2017年から2019年までの間、3回にわたって性的暴行をしたり、試みた」とB氏を性的暴行の疑いで告訴した。
しかし、警察はこれについて不起訴処分(嫌疑なし)を下した。この告訴を元に、B氏はA氏の誣告を理由に告訴したが、警察はこれについても不送致処分を下した。B氏は異議を申し立てたが、受け入れられなかった。
これにB氏は再び裁定申請を提出し、ソウル高等裁判所で裁判が続いていることが確認された。
B氏はA氏に対し、訴状で「A氏の虚偽告訴で4年が過ぎた今も耐えきれない苦痛を強いられている」とし、損害賠償金1億5,000万ウォンを請求した。
二人の法定争いは2020年から何度も行われていることが確認されたという。2020年B氏はA氏を「性的暴行をされたと周りに虚偽事実を広めた」と告訴し、A氏もB氏を常習的脅迫および情報通信網法違反で提訴したが、当時の訴訟は二人の和解で取り下げられた。しかし、その後再び亀裂が生じ、訴訟にまで発展した。
同メディアによると、50代の有名女優A氏は1990年代前半にデビューし、地上波の週末ドラマを通じて有名になった人物で、その後、芸能活動を時々行いながら、現在は事業に集中しているという。
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