「美女と純情男」で、イム・スヒャンが主演女優賞を受賞し、華麗に女優復帰を果たした。
韓国で22日に放送されたKBS 2TV「美女と純情男」最終回では、女優で妻として第2の人生を生きることになったドラ(イム・スヒャン)と彼女の夫ピルスン(チ・ヒョヌ)の物語が描かれた。
ピルスンとドラが紆余曲折の末に幸せを勝ち取った中、すべての元凶であるミジャ(チャ・ファヨン)はスンジョン(イ・ジュシル)に寄生することに失敗し、ジンテク(パク・サンウォン)とスヨン(イ・イルファ)のところに行った。
息子のドジュン(イ・サンジュン)がマリ(ハン・スア)と婚約したことを知って、補償を要求したのだ。
ミジャは「うちのドジュン、本当に大切に育てました。厳しい中でも服も、食べ物も惜しんで大事に大事に育てました。お宅のお嬢さんが交通事故でケガして足りないところがあると聞きました。これは公平でないでしょう? うちのドジュンが、足りないお宅のお嬢さんの世話を焼くことになりました。どの親が自分の息子をお宅のお嬢さんのような人と結婚させたがるでしょうか?」と暴言を吐いた。
これにスヨンが「度が過ぎたお言葉ですね。補償というのは、お金のことでしょうか?」と不快さを現したにもかかわらず、ミジャは「補償はお金でするもんでしょう?」と一蹴した。
ジンテクを通じてこれを知ったドシク(ヤン・デヒョク)は、ミジャを川辺に呼び出して「歩くこともできないドラを田舎の病院に見捨てた人が何をするんだ。それでもあなたが母親だから信じたんだ。なのに、どうした? ドジュンの婚約をお金で補償してほしいと? それでもあなたは母親か」とののしった。
続いて、ドジュンとドラのために、ミジャとの極端的な選択を図った。ミジャは「自分でもなぜこんなことするのかわからない。私は人間じゃないみたい。私は獣でもない。私一人で行く。私みたいな母親のせいであなたまで。私が約束する。二度とあなたたちの前に現れない。ドシク、ごめんなさい」と後悔の涙を流した。
一方、リハビリの末に復帰したドラは、映画祭で主演女優賞を受賞し、華麗に再起した。祝福の中、舞台に上がったドラは「ここに立っていると、12歳の時からこれまで女優として活動していた瞬間が、走馬灯のように流れていきますね。子供の頃、とても貧しくて母の手に引かれ、食べて生きるために女優の仕事を始めました」と話した。
続いて「すべてを失った時、記憶も失って自分がわからない時に、事故に会って大きな試練に見舞われた時も、黙々と私の手を放さずに握ってくれた人がいました。私がこの場に立っていられるようにしてくれた私の恋人、コ・ピルスン監督にすべての光栄を返します。ありがとうございます」と付け加え、ピルスンに対する愛情を打ち明けた。
紆余曲折を乗り越えた夫婦として、またプロデューサーと女優として新しい人生を生きるピルスンとドラ、菩薩(信女のこと)になったミジャの姿を描き、「美女と純情男」が全50話の航海にピリオドを打った。
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