警察が、違法賭博を自ら認めたお笑い芸人のイ・ジンホに対する調査に着手した。
15日、ソウル江南(カンナム)警察署は、イ・ジンホの違法賭博について捜査してほしいという国民請願を受け、捜査部署に割り当てたと明かした。
前日、イ・ジンホは自身のInstagramを通じて、2020年から違法賭博サイトでゲームを始め、これにより巨額の借金を背負ったという謝罪文を掲載した。社会的な物議を醸したことに対して彼は「残された債務は何があっても返済していくことを約束する」とし「警察の調査も誠実に受け、自分の過ちに対する対価を払う」と謝罪した。
SBS「8ニュース」によると、イ・ジンホがこれまで知り合いの芸能人から借りた金額だけで10億ウォン(約1億円)を超えるという。また、貸金業者から借りた金額も13億ウォン(約1億3000万円)を超えているとされ、最低でも計23億ウォン(約2億3000万円)ほどの借金をしていると報じられた。
現在、イ・ジンホは自身の所有していた資産をすべて処分し、京畿道(キョンギド)某所のオフィステル(事務所としても住居としても使える施設)で生活していると伝えられている。
放送業界もイ・ジンホの違法賭博の余波を免れられなくなった。彼は違法賭博を認めた日(14日)、Netflixのバラエティ番組「コメディリベンジ」の制作発表会に参加する予定だったが、結局不参加となった。その後、同番組の制作陣は、イ・ジンホの出演分量について「番組の構成上、特定チームの全面編集は物語の構成が成立しない構造的な制約があるため、イ・ジンホの出演シーンを編集するのは難しい」とコメントした。
また、彼はレギュラー出演していたJTBCバラエティ番組「知ってるお兄さん」からも降板することが決まった。
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