お笑い芸人の故パク・ジソンさんがこの世を去って4年が経った。
彼女は2020年11月2日、ソウル市麻浦(マポ)の自宅で自身の母親と一緒に亡くなった状態で発見された。享年36歳。
警察は、パク・ジソンさんの母親が残した遺書のようなメモと、他殺の痕跡が発見されていない点などから、2人が極端な選択をしたと判断し、捜査を終結。母親が残したメモは遺族の意向で公開されていない。
故人は2014年のインタビューで、光線過敏症(日光アレルギー)を患っており、化粧もできないと明かしていた。その後、2020年に光線過敏症と関連した手術を受け、治療に専念するためにしばらくスケジュールを調整していた。彼女の母親は、持病で治療を受ける娘のためにソウルに来て、一緒に生活していたと伝えられている。
高麗(コリョ)大学教育学科出身で秀才だったパク・ジソンさんは、2007年に第22期公採お笑いタレントとしてデビューした。その後、KBS「ギャグコンサート」並びに「ハッピートゥゲザー」など、様々なバラエティ番組で活躍。また、映画の制作発表会、アイドルのショーケースなどのイベント司会者として、才能を発揮した。
故人は2015年、EBS「知識チャンネルe」とのインタビューで「私は人を笑わせることができるのが一番幸せだ。これからどのような選択をしても、自分自身が幸せになれる道を探したい」という言葉を残し、自身のSNSアカウントには“カッコいい喜劇人”という修飾語がついていた。
パク・ジソンさんの訃報から4年を控えた先月30日、女優のイ・ユンジと歌手のALiが一足早く納骨堂を訪れた。イ・ユンジは自身のInstagramのストーリーを通じて「それぞれ子供たちを登校、登園させた後に駆けつけた。私たち3人、今日の思い出」というメッセージを残した。写真の中でイ・ユンジとALiは明るく笑っているが、涙をこらえているようにも見え、人々を切なくさせた。
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