イ・スンギの元所属事務所HOOKエンターテインメントのクォン・ジニョン代表が、睡眠薬の違法処方の疑いで懲役3年を求刑された。
4日、ソウル中央地方裁判所刑事2単独は麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)の疑いで起訴されたクォン・ジニョン代表に関する公判期日を開いた。
この日、検察はクォン・ジニョン代表に懲役3年を求刑すると共に追徴金17万ウォン(約1万9,800円)などを要請した。元職員のA氏には懲役2年と追徴金2万ウォン(約2,330円)、キム氏に対しては懲役8ヶ月と追徴金15万ウォン(約1万7,480円)などを求刑した。
クォン・ジニョン代表は2022年1月から7月の間、職員2人に指示して虚偽の症状でスティルノックス錠(ゾルピデム成分の睡眠誘導剤)を処方してもらい、3回にわたって17錠を受け取った疑いが持たれている。
これに先立って、クォン・ジニョン代表の弁護人は6月20日に開かれた初公判で公訴事実をすべて認めながらも「被告人が2015年に脳梗塞で下半身麻痺になり、リハビリ治療を受けており、治療と脳梗塞の再発防止のための治療目的で睡眠薬を処方された点を参酌していただきたい」と善処を訴えた。
クォン・ジニョン代表の睡眠薬の違法処方の疑いに関する宣告期日は8月8日だ。
また、クォン・ジニョン代表は2022年11月からイ・スンギと精算金をめぐり対立状態にある。現在、彼は2012年から10年間、HOOKエンターテインメントの資金約40億ウォン(約4億6,600万円)を横領した疑いで捜査を受けている。
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