「美女と純情男」でイム・スヒャンが、チ・ヒョヌの献身により、“独り立ち”に成功した。
韓国で9月21日に放送されたKBS 2TV「美女と純情男」では、ピルスン(チ・ヒョヌ)の励ましを受け、リハビリに挑戦するドラ(イム・スヒャン)の姿が描かれた。
この日ピルスンは、町の小さな診療所に身を隠したドラを見つけて「ここで何をしているんだ?」と辛そうに聞いた。
ドラは「見たらわかるでしょう? 私、あなたを避けて逃げてきたじゃない。なぜまたここに来たの? また逃げなきゃいけないでしょう」と苦そうに話し、ピルスンは「そうか、わかった」と快く答えながらも「だったら歩いて。あなたが歩いて自分で逃げられるようになったら、その時別れてあげる。だから歩いて。僕と別れたいなら、歩いて。その前までは僕と別れられない。僕のそばにいて」と付け加えた。
続いてピルスンは、これ見よがしにドラを抱きかかえ、ドラは彼の腕の中で涙を流した。ピルスンは「もう大丈夫。僕と行こう」と、そんなドラを慰めた。
ドラは、ピルスンと一緒にリハビリを始めたが、その道は決して簡単ではなかった。ピルスンに頼ってやっと身体を動かすことができる状況にドラは「私、狂ったかのようにやった。でもダメだったの。全部役に立たなかった。私はできない。もういや」と崩れてしまった。
続いて「ほら、手を離したらちゃんと立っていることすらできないでしょう。何もできないでしょう。私、あなたと別れるためには歩かなきゃいけないのに、だから歩きたいのにできない」と涙を流した。
今回もピルスンは「僕が言ったでしょう。昔も、今も、そしてこれからも僕は君がいない方が辛い。だから別れられない。君がいくら僕を突き放しても、僕は君のそばにぴったりと張り付いているよ」とドラに対する愛を伝えた。
二人の会話は映像として制作されてインターネットで公開され、ピルスンは“国民的べったりさん”と命名され、応援を受けることになった。
ドラマの終わり頃には、続いた努力の末に奇跡的に一人で立つことに成功したドラの姿が描かれ、「美女と純情男」の結末に対する関心を高めた。
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