ソウル城東(ソンドン)区聖水(ソンス)洞で開かれたイタリアの高級ブランド「PRADA」のイベントにあまりにも多くの人が殺到し、早期終了となる事態が発生した。
25日、チョン・ウォンオ城東区長はX(旧Twitter)を通じて「該当イベントに対して、城東区役所の当職責任者および担当部署の責任者などが、現場で警察などの関係機関とともに状況を注視してきたが、人々の密集による事故に対する懸念が大きくなり、これ以上はイベントの展開が難しいと判断し、主催側にイベントを終了するよう求めた」と明かした。
前日午後、「PRADA」は城東区のCANDYで「THE SOUND OF PRADA SEOUL」のフォトウォールイベントを予告したが、事故発生の恐れから早期終了した。
当初、このイベントにはチョン・ソミ、TWICEのサナ、aespaのKARINA、キム・テリ、NCTのジェヒョン、ENHYPEN、ビョン・ウソク、CRUSH、Zion.T、SHINeeのテミン、Day6のウォンピル、Girl’s Dayのヘリ、KISS OF LIFEのJULIEとNATTI、IZ*ONE出身のクォン・ウンビ、少女時代のヒョヨン、ZEROBASEONEのリッキとマシュー、ギュビン、坂口健太郎および多数のインフルエンサーなどが出席予定だった。
そのため多くの人々が殺到したが、イベント主催側の未熟な対処によって、ファンと取材陣が混ざって危険な状況が発生した。最終的に韓国メディアの取材陣が撤収し、ボイコットをしたと報じられた。
現場にいた人々によると、車と人が混ざって道路が混雑し、危険な状況だったという。人波を避けようとしたバスと車の接触事故まで発生し、その後も多くの人々がイベント会場前の道路を占領していたと伝えられた。
このような状況が続くと、車から降りることができず、近くで待機していたビョン・ウソクやKARINAなど、多数の芸能人はイベントの中止とともに帰宅した。KARINAはファンコミュニティを通じて「待たないで家に帰ってね」と呼びかけた。
“梨泰院(イテウォン)惨事”から2年を控えた時期に今回のような事態が起きたため、“安全不感症(安全に対する危機意識が低いこと)”への指摘が続いている。
コメント0