Brown Eyed Souのナオルが、新曲「1993」をリリースした。
ナオルは今月4日、主要音楽配信サイトを通じて「Soul Pop City」の3rdシングル「1993」を発売。1990年代のムードが感じられる曲で、ソウル、ポップ、ジャズが加わった都会的なR&Bナンバーだ。
インタビューで彼は、楽曲の魅力を伝えると共に、聴いてほしい時間帯などについても明かした。
―― 昨年夏に発表した「Soul Pop City」の2ndシングル「Word」に続いて久しぶりのリリースですが、どのようにお過ごしでしたか?
ナオル:ディギング・オンエア(MelOn STATION)とナオルの音楽世界(YouTube)も続けており、時間があれば曲の制作もして、時々ゴスペルの集会、展示もしながら忙しく過ごしていました。
―― 新作を予告イメージに、作品の一部をアルバムカバーとして使用しましたが、どのような意味が収められているのでしょうか?
ナオル:(アート作品の)「Long Play 3」は今年制作しましたが、シリーズ物になっています。「ナオルの音楽世界」のメインイメージを変えるついでにタイミングが合ったので、予告イメージとしても使ってみました。ドローイングの自由な雰囲気と色合いが気に入って、一部のイメージを今回のカバーに使いました。
―― 最初の「Soul Pop City」に収録された「1953」に続いて、今回は90年代のR&Bを披露しました。「1993」の紹介と、いつ聴くのがおすすめかも知りたいです。
ナオル:タイトルから感じられるように、90年代前半のムードが盛り込まれた曲で、クワイエット・ストームとスムーズジャズ、そして都会的なアーバンR&Bです。夕日が沈む時に聴いてもよさそうですし、真夜中や明け方にも合う曲です。江辺(カンビョン)北路やオリンピック大路を運転する時に聴くといいと思いますが、ミュージックビデオをご覧になることをお勧めします。
―― クレジットを見ると、プログラミング、ローランド・TR-808、シンセベース、電子ピアノまで、ナオルさんご自身がやられた点が印象的でした。今回の新曲で最も力を入れた部分はどういった部分でしょうか?
ナオル:「Soul Pop City」のプロジェクトは、僕が一人で作るシリーズなので、一人であれこれトライしながら楽しく作業しています。「1993」では90年代のバイブを真っ直ぐに、スタイリッシュに届けるために努力しました。特に80~90年代の象徴であるローランド・TR-808のカウベルサウンドを使ったところがポイントです。レトロでありながらもスタイリッシュな感性を表現するために力を入れました。
―― 「1993」をリスナーにどのように感じてもらいたいですか?
ナオル:僕と似たような年齢の人たちには懐かしいあの時代の香りがしっかり伝わることを願い、最近の若い人たちには新しく感じられるであろう90年代の感性と良さがきちんと届いたら嬉しいです。
―― 4分42秒の曲ですが、「1985」もそうですし、今回の新曲「1993」を聴いているとアルバムのIntro、Interludeとして意図したのではないかと気になりました。今後3rdフルアルバムを期待してもいいしょうか?
ナオル:実は「1993」は、3rdフルアルバムの最初の曲として使うために昨年、作りました。私はボーカル曲より演奏曲を作るのが好きなんです。3rdフルアルバムに関する構想は以前からしていたので、良い曲が出来次第、作業を続けていく予定です。
―― 多彩なジャンルを披露していますが、ニュージャックスイングやFunkなど、今後披露したいジャンルはありますか?
ナオル:やはりブラックミュージックの全般的なジャンルを取り扱いたいと思っていて、色々と構想しています。ブラックミュージックの枠組みの中で素敵な曲をたくさん作りたいです。
―― 2024年下半期はどのように過ごす予定ですか?
ナオル:具体的な計画はありませんが、MelOn STATIONの「ディギング・オンエア」(ラジオ)、YouTube「ナオルの音楽世界」と共に、美術・音楽作業を続けていく予定です。
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