OMEGA Xと強制わいせつ行為などの議論で対立している元所属事務所のSPIREエンターテイメントが、OMEGA X側の主張に再び反論した。
1日、SPIREエンターテインメントは公式コメントを通じて「専属契約解除の理由として仮処分の内容と同じく、相互の信頼関係の破綻にあると判断した」とし、「このような状況でIPQ(OMEGA X側)が発表した立場を見ると、大韓商社仲裁院の判定が、一部メンバーに対する判定であることを明かしておらず、当社とDanalエンターテインメントの間の3者間合意についても合意の当事者でないにも関わらず、根拠のない主張を繰り返している」と明かした。
そして「当社は現在進行中の民事訴訟、公正取引委員会、刑事事件などで誠実に調査に取り組んでおり、処分結果などを土台に、真実だけを明かす予定だ」とし、「結果によるいかなる善処もないことをもう一度強く表明する」と強調した。
これに先立ち、OMEGA XはSPIREエンターテインメントのファン・ソンウ代表の妻で、社内取締役だったカン・ソンヒ前代表の暴行、暴言、強制わいせつ行為、脅迫などが認められ、専属契約効力が喪失および解除されたと発表した。
2021年にデビューしたOMEGA Xは昨年、記者会見を開き、前代表のパワハラを暴露したことに続き、SPIREエンターテインメントを相手に専属契約の効力停止に関する仮処分訴訟を提起した。しかし、SPIREエンターテインメントは相変わらず専属契約の効力があることを主張しており、パワハラおよび強制わいせつ疑惑も否認している。
【SPIREエンターテインメント 公式コメント全文】
こんにちは。SPIREエンターテインメントです。
OMEGA Xの専属契約紛争に対する大韓商社仲裁院の仲裁判定について当社の立場を明かします。
まず、OMEGA Xメンバーとの専属契約紛争は、メンバー別に大韓商社仲裁院とソウル中央地方裁判所に分けて進行しており、現在、ソウル中央地方裁判所の訴訟は継続しているため、専属契約紛争の全体に対して急いで結論を下してはならないという点、お伝えします。
また、大韓商社仲裁院の仲裁判定にはテンパリング(契約期間が満了する前に他の事務所と事前に接触する行為)主張に対する判断が行われておらず、関連刑事事件の結果が反映されていないため、公正取引委員会および捜査機関の処分結果によって法律検討を通じて仲裁判定の取り消しなどの追加手続きを行う予定です。
専属契約解除の理由として仮処分の内容と同じく、相互の信頼関係の破綻にあると判断しました。まだ決まっていない刑事事件および公正取引委員会に申告されたテンパリング事件は、専属契約解除の事由とは別に見ており、相互の信頼関係の破綻を決定事項の主な要因にしました。
このような状況で、OMEGA Xメンバーと専属契約を締結したというIPQが発表した立場文を見ると、大韓商社仲裁院の判定が一部メンバーに対する判定であることを明かしておらず、当社とDanalエンターテインメントの間の3者間合意についても合意の当事者でないにも関わらず、根拠のない主張を繰り返しており、特定人の実名を取り上げ、名誉棄損の発言も確認しております。
最後に当社は現在進行中の民事訴訟、公正取引委員会、刑事事件などで誠実に調査に取り組んでおり、処分結果などを土台に、真実だけを明かす予定です。ただ、当社は進行中の捜査などに不当に影響を及ぼそうとしたり、虚偽の事実を流布する行為に対しては断固として対処する予定で、その結果によるいかなる善処もないことをもう一度強く表明します。どうか、根拠のない主張に惑わされたり、推測に基づいた虚偽の事実が流布されたりすることがないことを願い、今後行われる法的結果によって判断してくださるよう、お願いいたします。ありがとうございます。
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